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フードコーディネーターの資格を独学で取得する方法を教えます(3級/2級)

習い事・資格

最近、自分の料理の経験を活かせ、また勉強した結果を日々の食事に活かせるフードコーディネーターの仕事に注目が集まっています。

ところが多くの人にとっては日々の仕事や家事に追われ、資格取得のために通学する時間と費用を捻出するのが難しいのが現実です。

でも3級、2級(1次試験まで)であれば独学でも取得は可能です。

この記事では、フードコーディネーター3級、2級の資格を独学で挑戦する際の受験対策を紹介します。

併せて実際にフードコーディネーターとしての仕事を得る方法も紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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フードコーディネーター3級の資格を独学で挑戦 受験対策は

フードコーディネーター資格には3級から1級まであって、日本フードコーディネーター協会が認定している民間資格です。

今のところフードコーディネーターに関する唯一の資格です。

また日本フードコーディネーター協会では有料の試験対策講座が3級から1級まで開催されてます。

これを受講すれば効率的に勉強できるのは確かですが、とくに3級は独学でも十分に合格可能ですから頑張りましょう。

受験資格

3級の受験資格は“中学卒業以上”のみです。

3級のレベル

3級はフードコーディネーターとしての入門編の要素が強く、受験勉強をすることで食に関する幅広い知識を取得することもできます。

受験対策

書店やネットなどで試験対策本などを購入して勉強すれば、独学で十分に合格可能です。

今年度の試験科目は「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」の4科目ですので、これらの科目を重点的に勉強することが重要です。

受験手続き

日本フードコーディネーター協会のホームページから願書を入手し、受験料を振込んで願書を提出します。

試験は日本全国数箇所で毎年11月頃に実施され、全てマークシート方式です。

なお、調理師、栄養士、管理栄養士、製菓衛生士のいずれかの免許のコピーを願書と同時に提出すると、「文化」「科学」の試験が免除になります。

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フードコーディネーター2級の資格を独学で挑戦 受験対策は

受験資格

3級試験に合格した後、認定登録料を振り込んで3級資格認定を登録すると、2級の受験資格を得ることができます。

2級のレベル

2級はフードコーディネーターの助手レベルの知識を要求されます。

よって2級の受験勉強をすることで、顧客の様々な依頼に対応するために多くの食の分野の専門家をコーディネートできる能力が身につきます。

受験対策

2級の1次試験は教本を基本として出題されるので、2級フードコーディネーター教本を購入して受験勉強をするのが効率的です。

なお今年度の試験科目は「レストランプロデュース」「商品開発」「生産・流通・消費」「ホスピタリティ&ライフサポート」「イベント・メディア」です。

この試験に合格後の企画書の課題(下の「受験手続き」参照)は「レストランプロデュース」「商品開発」「イベント・メディア」の中から1つ選択することになります。

よって、これらの科目を重点的に勉強することが重要となります。

受験手続き

3級と同様に日本フードコーディネーター協会のホームページから願書を入手し、受験料を振込んで願書を提出します。

2級の1次試験ではマークシート方式の試験に合格後、2級資格認定講座を受講する必要があります。

この講座の受講後、企画書の課題を提出し、2級レベルの知識の習得が認められれば晴れて2級試験合格となります。

なおマークシート方式の試験は、一度合格すれば次回以降は試験が免除になります。

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フードコーディネーター1級の資格試験について(参考)

受験資格

2級試験に合格後、認定登録料を振り込んで2級資格を認定登録されれば、1級の受験資格を得ることができます。

1級のレベル

1級はフード業界でプロとして仕事をこなすことができるレベルとされていますので、それを見極める書類選考と面接試験が行われます。

受験対策

受験で送付する書類の中でも企画提案書が重要で、2級試験の企画書の課題になったことについてさらに学ぶことがポイントになります。

顧客の依頼内容を達成する最善策を講じ、それに見合った規模や質のチームを組み、達成まで円滑に導く能力が求められます。

受験手続き

2級と同様に日本フードコーディネーター協会のホームページから願書を入手し、受験料を振込んで願書を提出します。

折り返し願書の受付票が届いたら課題等の書類(受付票、得意スキル・分野申請書、プロフィール・実績、企画提案書)を提出します。

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フードコーディネーターの資格は必要?

フードコーディネーターは、料理のメニューやその作り方、演出方法の提案、食品会社のような企業に新製品などのアドバイスを行う、幅広く活躍できる仕事です。

さらに特に必要な資格がないので、自分の得意分野を活かして働き始めやすい仕事でもあります。

ただ現実的には仕事を得る上で、フードコーディネーターの資格を持っていることが有利になります。

なおフードコーディネーターの仕事内容については次の記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。

⇒ フードコーディネーターの仕事はどんな内容?どうやったらなれる?

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仕事への早道は現場での修行

フードコーディネーターとして仕事を得る絶対的な方法がないため、実際にフードコーディネーターとして活躍している人の下で働くのは有効な手段です。

実際の仕事を見ることで自分に足りない専門分野が分かり、さらに、信頼を得ることで仕事を紹介してもらえる可能性も高まります。

フードコーディネーターのアシスタント

フードコーディネーターのアシスタントの求人は、一般的な求人媒体にはあまり出ていません。

一つの手段としては、第一線で活躍するフードコーディネーターが利用しているブログなどSNSから求人募集を探して応募する方法もあります。

なおフードコーディネーターの仕事は、曜日や時間が不規則になりがちなので、師匠の仕事に合わせて働ける環境を整えておく必要があります。

また師匠の仕事の人手が足りない時だけの臨時求人など、専従求人ではないことも多いです。

仕事の具体的な内容は、師匠の仕事が雑誌の撮影であれば、食材の買い出し、下準備、後片付けなど、師匠の仕事がスムーズに運ぶためのあらゆる手伝いが要求されます。

そのため現場や外を走り回る仕事から、調べ物や書類整理など事務作業まで幅広いですが、実際の現場で仕事を経験でき、働き方を勉強できる絶好の機会が得られます。

また現場での働きが人の目にとまり、自分の仕事に繋がっていく可能性もあります。

飲食店で働く

来店客の案内から会計までをする中で、より良いサービスを考え、それが円滑に進むよう店内の全従業員とコミュニケーションを取ることを勉強できます。

その現場での経験を店舗開業の企画書作成などに活かすことを念頭において、メニューからテーブルウエア全般を隅々まで意識することが、将来の自分の仕事に役立ちます。

料理教室のアシスタント

料理教室では授業がスムーズに進むよう、食材や道具の調達、下準備、後片付けなど、先生(講師)の手伝いをする中で進行を勉強できます。

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他の食育資格は独学で取得できる?

食育はとても幅広く、食べること、作ること、食材を選ぶこと、豊かな心を育むことなど、食の全てを扱う活動なので、資格の種類も豊富です。

豊富な種類だからこそ、フードコーディネーターに限らず、より自分に合った資格を選ぶことができます。

ただし多くの資格は通信講座などの受講を資格取得の前提としていますので純粋の独学は難しいです。

フードアナリスト

フードアナリストは、日本フードアナリスト協会(一般財団法人)が認定する資格で、フードサービスの評価分析を行うための資格です。

お店の料理、サービス、内装などを適切に評価し、理路整然と情報発信する能力が求められます。

資格は初心者レベルの4級からプロレベルの1級まであります。

4級は誰でも受験可能で、各級を合格するごとに上の級の受験資格が得られます。

学習内容は「世界の料理・お酒」「食の歴史」「食材」「テーブルマナー」「フードアナリストの活動」などです。

資格を取得するには、これらの内容について所定の期間の通信講座を受講しなければならず、日数と費用がかかります。

食育インストラクター

食育インストラクターは、食育基本法の制定にも関わった服部幸應氏が監修している資格です。

資格取得には、食育基本法のコンセプトに沿って基礎から幅広いテーマについて学ぶことが必要とされます。

そして食育に関して学んだ知識を日々の食生活に活かす方法を考える意識も必要とされます。

学習内容には「安全な食材の見分け方」「食材の上手な保存方法」「使い切りレシピ」「子どもを健やかに育てる食習慣」「食事のマナー」、その他食育全般が含まれます。

受験資格は特になく、通信講座を受講することで資格を取得できます。

食育アドバイザー

食育アドバイザーは、日本能力開発推進協会(一般財団法人)が認定する資格でです。

受験資格は特になく、認定教育機関(キャリア・カレッジジャパン)の通信講座を受講して全カリキュラムを修了した後、検定試験に合格することで資格を取得できます。

学習内容は食育全般にわたる基礎レベルで「食育の基礎知識」「食品の安全性についての基礎知識」「食育活動について」、さらにこれらに付帯する基礎知識となっています。

食育メニュープランナー

食育メニュープランナーは、みんなの食育(NPO法人)が認定する資格で、食材を活かした一汁三菜の食育メニューをプランニングできる能力が認定されます。

資格取得には年代や体調に応じたバランスの良い献立を通信講座で学習します。

受験資格は特になく、通信講座と認定証発行費用のみで取得できるため、相対的に安価に取得できます。

食育スペシャリスト

食育スペシャリストは、みんなの食育(NPO法人)が認定する資格で、食に関する深い知識と企画力・プレゼンテーション力が認定される資格です。

食の現場で実践的にメニュープランニングができる即戦力となる資格でもあります。

受験資格は特になく、グループワークを含む通信講座を受講後、認定試験を受けて資格を取得します。

通信講座の学習内容は「食育概論」「食材の選び方」「食材の調理方法」「食文化」「子どもの食育」「食育イベントのプランニング」などです。

集客率を上げられるメニューを考案して提案する勉強ができ、食育のプロとして仕事を取る力をつけることにも繋がります。

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーはFLAネットワーク協会(一般社団法人)が認定する資格で、食生活に関する幅広い知識を持ち、それを健康管理などに活用できるノウハウがあることが認定される資格です。

普段から食事の支度など行っていれば取り組みやすい学習内容です。

また資格取得のために学習した内容は、日常の食生活に活かすことができます。

現時点では資格は3級と2級があります。

受験資格は特になく、通信講座受講後、検定試験を受けて資格を取得します。

通信講座では「健康管理」「食習慣・マナー」「賢い消費者」「衛生管理」「ごみ処理・リサイクル」「飲食業界」「食と情報」「メニューメイキング」などを学びます。

その他

介護食アドバイザーや薬膳コーディネーターなど、自分の経験や趣味を活かせる資格もあります。

フードコーディネーターは幅広い知識を必要とするため、複数の資格を取得することで、自分の仕事の質を高め、顧客の信頼を得ることにも繋がります。

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フードコーディネーターの資格は独学で取得できます:まとめ

今までの自分の経験や趣味が資格取得につながり、それを仕事として確立できれば毎日の生活でも自信やハリが出てきます。

仕事や家事に追われるだけの毎日から卒業するために、あるいは経済的な心配で夢を諦めないためにもフードコーディネーターを目指すのもひとつの方法です。

自分なりに目標を設定してチャレンジしてみませんか?

⇒ フードコーディネーターの仕事はどんな内容?どうやったらなれる?

⇒ 自己啓発の目標設定のポイントは3つ!具体例も教えます!

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