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1万人の第九の応募倍率と合唱本番までの流れ!落選なら来年リベンジ

1万人の第九の当選倍率はどれくらい?応募からコンサート本番までの流れ 習い事・資格

毎年、年末になると日本各地の会場で第九の合唱コンサートが開催されます。

なかでも有名なコンサートの1つが40年以上の歴史を重ねる「サントリー1万人の第九」。

テレビで全国放送されますし、参加してみたいと思ってる人も多いはず。

毎年5月に合唱団の募集が行われますが、参加希望者が多いため参加できるかどうかは抽選で決まります。

落選すると翌年の募集に応募してリベンジするしかありません。

そこで今回は、気になる応募の倍率や、参加してから12月の本番までの流れを紹介します。

「1万人の第九」に参加したいと少しでも思ってる人は、ぜひ最後までお読みください。

また「1万人の第九」に初めて参加する人にぜひチェックしておいてほしいことを下の記事にまとめていますので、そちらも参考にしてください。

⇒ 1万人の第九の服装,参加費,歌唱力レベルなど初めて参加する人は読んでください

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1万人の第九の応募倍率は?落選なら翌年リベンジ

抽選箱

人気の「1万人の第九」は、その名の通り合唱団の募集人数は1万人です。

しかし人気が高く毎年1万人を超える応募があるため、参加者は抽選で選ばれています。

「1万人の第九」に参加できるかどうかは、事務局が7月に実施する抽選の結果にかかっているのです。

もし落選したら翌年の募集で再挑戦になりますので、1年も待つことになります。

その気になる応募倍率ですが、事務局からは「1万人を超える応募をいただきました」だけで具体的な数字は実は公表されていません。

そこでネットで情報を探してみることになりますが、情報源としては参加者が初回レッスンの際に指導者から聞いたケースが多く、1.2倍~1.5倍あたりのようです。

ただしこの数字は全体の数字であって、希望するパートやレッスンの会場や曜日、時間帯によっても差があります。

例えば、女性はソプラノよりもアルトを希望する人が多いと言いますし、平日のレッスンは社会人が参加できる夜の時間帯の方が希望者が多いようです。

とくによく言われているのが男女の差

「1万人の第九」のテレビ放送を視聴された人はお気づきだと思いますが、合唱団は圧倒的に女性比率が高いです。

ざっと見て7~8割は女性です。

主催者としては、できれば男女ほぼ同数にしたいところだと思いますが、男性の応募者が圧倒的に少ないためにこのような状況になっているのです。

言い換えれば、男性は応募すれば当選する確率が高く、女性は男性に比べて当選確率が低くなる(=落選しやすい)と言われています。

そのため、少しでも当選確率を高めたい女性は夫婦やグループなど男性と一緒に応募するという方法も裏ワザとしてよく知られています。

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募集開始から応募、コンサート本番まで

レッスン会場

1万人の第九は1年単位のプロジェクトなので合唱団員は毎年募集されます。

大まかな流れは次のようになります。

       

5月~6月合唱団員募集/申し込み
7月参加当選者の発表
8月~11月レッスン
11月佐渡裕氏によるレッスン(佐渡練)
12月リハーサル、コンサート本番

合唱団員募集/申し込み

例年5月に「サントリー1万人の第九」公式サイトに合唱団員募集の案内が掲載されます。

 ⇒ サントリー1万人の第九 公式サイト

     

募集期間は5月中旬から6月末になることが多いです。

応募するには上のページからリンクされている「10000人のフロイデ倶楽部」に登録(無料)してログインした中で申し込みます。

一度登録すれば継続しますので、前年までに登録していた人はそのままのID/パスワードで入れます。

そして「10000人のフロイデ倶楽部」の中で下の希望内容を入力して申し込みます。

  • レッスン会場
  • レッスンクラス(6回/12回)
  • パート(ソプラノ/アルト/テノール/バス)

    

レッスン会場、レッスンクラスは第5希望まで記入できます。

レッスンクラスの6回/12回は、本番までにレッスンを6回受けるクラスと12回受けるクラスのどちらを希望するかを選びます。

地域によっては12回クラスしか設置されてないですが、一般に合唱経験が豊富な人は6回クラス、経験の浅い初心者・初級者は12回クラスとしています。

2023年は会場レッスンだけでなく12回クラスでオンラインクラスも設定されました。

参加当選者の発表

例年、募集人数を上回る応募があるため、事務局で抽選が行われ参加者が決まります。

7月中旬の当選発表では事務局からメールで抽選の当落が通知されます。

当選した場合は「10000人のフロイデ倶楽部」にログインすれば自分が参加することになったレッスン会場やレッスンクラスが確認できます。

当選した人は参加費(2023年は大人11,000円)を期限までに支払うことで参加できるようになります。

レッスン

会場やクラスによって多少スケジュールは異なりますが、おおむね8月中旬から11月にかけて12回または6回のレッスンが行われます。

参加しやすいように毎回のレッスンは同じ曜日の同じ時間帯に設定されていて、会場やクラス毎に講師とピアノ奏者が専属します。

なお12月に本番会場で1万人の合唱に参加するには、12回クラスで10回以上、6回クラスで5回以上のレッスンに参加することが条件になります。

レッスンを欠席する回数が多くなると本番で合唱する権利が無くなりますので気をつけましょう。

2023年については、上で書きましたオンラインクラスは会場レッスンの人も視聴できるようになっていて、そのライブ配信や見逃し配信(録画のオンデマンド)を受講することで会場レッスンの不足回数を補うことが認められていました。

佐渡裕氏によるレッスン(佐渡練)

12回または6回のレッスンが終了した11月に1回だけ指揮者の佐渡裕さん直々のレッスン(佐渡練)が行われます。

これはレッスン行ったクラス毎ではなく、ある程度まとまった単位で行われます。

私が参加した東京では、東京にあるいくかのクラス全員が大きなホールに集まって1回だけ行われました。

佐渡さんと肩を組んで歌うなど佐渡さんに直接指導いただけるレッスンなので当日はかなり盛り上がります。

少しでもステージに近い席を取るために開場のかなり前から並ぶ人が多いです。

リハーサル、コンサート本番

リハーサルとコンサート本番は土日の2日間を使って大阪城ホールで行われます。

     

前日リハーサル

本番前日の土曜午後には本番と同じ大阪城ホール会場でリハーサルが行われます。

ちなみにこのリハーサルは私服で問題ありません。

私たちの合唱も含めてゲストの方々のパフォーマンスなどコンサートの全体の流れに沿って大まかな確認を行っていきます。

全国の1万人の合唱団が初めて全員で集まり発声練習も行いますので、いよいよ実感が湧いてくると思います。

合唱団としてはこの場で歌の練習も行いますが、もう一つ「席詰め」も行います。

直前になって不参加となってしまった人たちの座席を埋めるために指示に従って席を詰めていきます。

最初は事前に決められた席に座りますが、この席詰めで移動することになります。

なおこの「席詰め」は年によって本番当日の午前に行う場合もあります。

      

当日リハーサル(ゲネプロ)

当日の午前中に最後のリハーサルを行います。

朝のうちに発声練習や最終的な席決め(席詰め)を行います。

その後に行うゲネプロでは、パフォーマンスを一部省略するゲストもいますが基本は本番と同じ内容で行いますのでコンサート本番そのものになります。

ここで最終確認を行って午後の本番を迎えます。

なお服装は最初は私服でも問題ありませんが、ゲネプロ開始時刻までには本番用の服装に着替えます。

具体的な時刻は会場で指示されます。

ただ、男性は更衣室が用意されてませんので、ほぼ全員が最初から本番用の服装で会場に入ります。

女性も私が見た感じでは、ほとんどの人が本番用の服装の上に上着を重ねて会場に来られるようです。

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1万人の第九 応募倍率は?:まとめ

合唱のレッスン

「サントリー1万人の第九」は応募者が多く、毎年のように抽選になります。

その応募倍率は希望するパートやレッスンの会場や曜日、時間帯によっても差がありますが、全体としては1.2倍~1.5倍あたり。

そこで当選すれば約3ヶ月のレッスンの後、晴れて大阪城ホールで1万人の仲間と第九を合唱できますが、落選してしまうと翌年の募集で再挑戦となります。

あなたも第九を歌ってみたいと思っているなら、ぜひチャレンジしてみましょう。

なお「1万人の第九」に初めて参加する人にぜひチェックしておいてほしいことを下の記事にまとめています。

そちらも参考にしてください。

⇒ 1万人の第九の服装,参加費,歌唱力レベルなど初めて参加する人は読んでください

    

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