1万人の第九の12回あるいは6回のレッスンが終わる11月のビッグイベント、参加者みんなが楽しみにしている「佐渡練」
2024年も佐渡練に参加してきましたので、その様子をお伝えします。
前回の記事はこちら。
⇒ 1万人の第九 2024年もホテルや新幹線の予約、服装の確認をしました
1万人の第九の佐渡練とは
1万人の第九の総監督・指揮は1999年以来、佐渡裕氏が務めています。
とはいえ1万人の参加者は全国各地41ヶ所(2024年)の会場に分散していますので、通常のレッスンはそれぞれのクラスを担当する講師の人たちが行っています。
その総仕上げとして各地の12回または6回のレッスンが順々に終わってくる11月に佐渡裕さんが直々に指導するレッスン、通称「佐渡練」が行われます。
各パートの歌唱指導はもちろんですが、佐渡裕さんの第九の合唱への想いや方向性を伝える場にもなっています。
会場は東京と関西で、各参加者は1回だけ参加できます。
東京会場の佐渡練に参加しました。
佐渡練は先ず東京地区、そして関西地区で開催され、東京地区では今年は2回開催されます。
私が参加したのは東京の1回目で11月21日(木)、会場は練馬区の練馬文化センター 大ホール(こぶしホール)。
東京地区6クラスのうち主に4クラスに所属する1,000人ほどが参加しました。
佐渡練は全体で1時間半で、発声練習、ゲストの曲の練習、第九の合唱のレッスンが行われました。
発声練習とゲストの曲の練習は両方で20分ほど。
佐渡裕さんではなく東京地区のクラスの講師である菅井寛太氏と下村郁哉氏で、主に菅井寛太氏が指導してくれました。
今年のゲストは絢香さんで曲は「にじいろ」。
菅井先生が絢香さんが歌う部分を歌って(笑)、私たちはバックコーラスの部分を練習しました。
続いて、いよいよ佐渡裕氏が登場。
その後はずっと最後まで佐渡さんによる歌唱指導でした。
途中、お約束というか恒例の「ニギニギ」「肩組み」も行われました。
「ニギニギ」は「D」で、全員で左右の人と手を握り合ってニギニギとリズムを合わせて歌います。
「肩組み」は「411」(J?)の男性合唱で、男性1列目の真ん中に佐渡さん本人も入って男性全員が左右の人と肩を組んで歌いました。
佐渡さんとしても今年1回目の佐渡練で時間配分が慣れてなかったのか、最後の方は時間が足りなくなった感じで前半ほどには細かな指導はありませんでした。
この時期はレッスン出席回数をチェック!
1万人の第九は、大阪城ホールの本番公演に参加するには既定のレッスン回数をこなしている必要があります。
12回クラスであれば10回以上、6回クラスであれば5回以上が必要です。
フロイデ倶楽部の管理画面の出席表に上の回数の「済」マークが付いていれば問題ありませんが、足りなければ補講を受けて既定回数をクリアしなくてはいけません。
佐渡練が開催されるちょうどこの時期は、レッスンの補講が終了する時期でもあります。
会場で行われる補講もありますが、誰でもいつでも受けられるオンライン補講の終了は今年は11月24日(日)でした。
それまでには必ずチェックしておきたいです。
1万人の第九 佐渡裕さん直々のレッスン 佐渡練:まとめ
大詰めのこの時期に開催される佐渡練は、参加者みんなが毎年楽しみにしているイベントで、本番に向けて気分も盛り上がっていきます。
同時にこの時期に自身のレッスン出席回数をチェックして、必要なら補講を受講して大阪城ホール本番に確実に参加できるようにしておきましょう。
なお「1万人の第九」に初めて参加する人にぜひチェックしておいてほしいことを下の記事にまとめています。
そちらも参考にしてください。
⇒ 1万人の第九の服装,参加費,歌唱力レベルなど初めて参加する人は読んでください