落語を初めて聞きに行くとなると、何を着て行けば良いのか服装に迷いますよね。
高尚なイメージもあるので、ドレスコードを気にした方が良いのでは?と考える人も多いと思います。
今回、落語を聞きに行くとの服装は何を着て行けば良いのか、また、落語を聞くときのマナーをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
落語に行くときの服装はどうしたらいい?

落語を聞きに行くときは、実は特にドレスコードを意識した服装で行く必要はありません。
自分の好きな服や、普段着ている服装でも大丈夫です。
カジュアルな服装でも、例えばジーパンやTシャツでも何ら問題ないのです。
むしろ、長時間鑑賞する寄席なので、楽な服装が適していると言えるでしょう。
スーツや着物など着てしまうと、窮屈で最後まで見終わる頃には疲れてしまいます。
鑑賞が長時間なので、着物ではトイレに行きにくいということも考慮しなければなりません。
着物に挑戦するのは、落語鑑賞に慣れてからの方が良いでしょう。
ただ、落語の寄席によって、着物で見に行った場合に、割引にしてくれる時がありますので、それ狙いで着物を着て落語鑑賞の高尚な気分を味わうことを楽しみとするのも良いかもしれません。
落語を鑑賞するときのマナー
スマホや携帯は電源をオフ
落語家の噺(はなし)は、その時の間やお客さんの空気までも引き込んで、笑いを誘い、雰囲気や世界観を作り出しています。
そこにスマホや携帯電話の発信音が鳴ってしまっては台無しになってしまいます。
必ずスマホや携帯は電源をオフにすることがマナーになります。
マナーモードなら良いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、マナーモードの振動の音も、落語家の話の間で静けさを表現しているときに案外響いてしまうものです。
せっかく噺が盛り上がってお客さん方もノリノリになっているところに、マナーモード音がしてしまうと、話の腰を折ってしまうので、やはりスマホや携帯電話の電源はオフにするべきですね。
大事な場面では出入りしない
他にも、寄席は出入り自由ですが、大事な場面を話している最中に出入りするのはマナー違反です。
落語家が話しているのに失礼に当たるし、席を立つ姿を目撃することで落語家のテンションも下がり、
本来楽しく面白い話も盛り上がらなくなってしまうかもしれません。
鑑賞時間が長いとしても、休憩時間を設けていますので、休憩時間中にトイレを済ましたり飲み物を買うなどする方が良いでしょう。
まとめ

いかがでしたか?
落語を初めて聞きに行くとなると、勝手が分からないと思いますが、意外に気楽な服装でもOKなので、緊張する必要もないですよね。
とは言え、テレビでお笑い番組などを見るのとは違って、落語家の話を聞くことは上質な生きた笑いを体験できるので、楽でも自分の一番のお気に入りの服装で行く方が気分的に上がるでしょう。
ぜひ素敵な落語鑑賞の初体験をしてくださいね。
なお歌舞伎に観劇する際の服装については下の記事を参考にしてください。