歌舞伎の上演時間は意外に長いです。
2時間半から長いものなら4時間ぐらいのことも
お昼をはさむ長丁場ですから、当然お腹も空きます。
劇場で食事は食べられるのでしょうか?お弁当の持ち込みは?
この記事では歌舞伎座の食事について説明します。
ぜひ最後までお読みください。
歌舞伎座の食事 2つのルール 持ち込みできる?

歌舞伎座の周辺は繁華街なので食事ができる店はたくさんあります。
しかし幕間の時間の成約もありますので劇場の中で食べるのが無難です。
結論から言えば、歌舞伎座の中で食事はできますし、お弁当の持ち込みも問題ありません。
ただし下の2つのルールは守りましょう。
- 食事できる時間帯は、上演前、上演後、または幕間(上演中の休憩時間)
- お弁当を食べられる場所は客席、ロビー(2階)、お食事処「鳳」(2階)
食事の選択肢は下の3つです。
- 歌舞伎座で弁当を調達して食べる
- 外から持ち込みのお弁当を食べる
- 歌舞伎座の中の食事処で食べる
次から順に説明します。
歌舞伎座で弁当を調達して食べる

歌舞伎座の地下2階にある「お弁当処 やぐら」でお弁当を購入することができます。
こちらは事前予約は不要ですが予約もできます。
また歌舞伎座のサイトの「折詰弁当オンライン予約」でネット予約もできます。
こちらはクレジット決済で購入でき、当日は観劇する階のロビーの「折詰弁当引換所」で30分以上の幕間時間に受け取れます。
いずれの場合も、お弁当は客席、またはロビー(2階)、お食事処「鳳」(2階)でいただくことができます。
1階の桟敷席なら届けてもらえる
1階の桟敷席の場合は、電話または地下2階の「お弁当処 やぐら」で事前予約しておけば幕間時間までに食事とお茶(ペットボトル)を届けてくれます。
届けられる場所は座席の後方のカーテンの後ろで、幕間時間の終わった後には下げてもらえます。
なお桟敷席については別の記事で説明しています。
併せてお読みください。
軽くてよければドリンクコーナーでも
ドリンクコーナーは1階から3階までの各階にあります。
こちらはお茶やソフトドリンク、アルコール類の他にも軽食も置いてありますので、軽くてよければドリンクコーナーという選択肢もあります。
外から持ち込みのお弁当を食べる

持ち込みのお弁当も客席やロビー(2階)、お食事処「鳳」(2階)で食べることができます。
歌舞伎座だからといって特別なお弁当にする必要はなく、極端な話、おにぎりやコンビニ弁当でも問題ありません。
しかしせっかくの歌舞伎座の雰囲気を楽しみながらいただきたいのであれば、それらしいお弁当にしたいものです。
人気なのは近隣のデパートのデパ地下で売られているお弁当。
歌舞伎座から近い銀座三越や松屋では観劇用の弁当が売られてます。
歌舞伎座の中の食事処で食べる

歌舞伎座の中に食事ができる店が3つあります。
お食事処「花篭」(3階)
大勢の人が食事できる大きな食事処です。
メニューは和食、中華などで、毎回の演目や季節に合わせたお勧めメニューも用意されています。
利用できるのは幕間、観劇前・観劇後(3部制の場合)で、事前予約が必要です。
喫茶室「檜」(1階)
コーヒーやケーキなどのカフェですが、食事もあります。
こちらは事前予約は不要ですが予約もできます。
お食事処「吉兆」(3階)
有名な料亭「吉兆」の歌舞伎座店です。
松花堂弁当のほか懐石料理などがいただけます。
1階の桟敷席へ届けてくれる弁当も予約できます。
歌舞伎座は食事の持ち込みOK?:まとめ

歌舞伎座では公演の前後や幕間なら食事ができます。
場内で購入できるお弁当を食べても良いですし、お弁当の持ち込みも問題ありません。
また歌舞伎座の中では飲食できるお店もあります。
食事も歌舞伎鑑賞の一部です。
あなたの好きなスタイルでお楽しみください。
なお歌舞伎の観劇の服装やマナーについては別記事で説明していますので、そちらでご確認ください。
⇒ 歌舞伎の観劇の服装!男性はどんな感じ?ジーンズでもOK?
⇒ 歌舞伎の観劇の服装!スニーカーやサンダルはOK?NGなのは何?