起業したいと思っているんだけど、なかなか踏み切れない。
そう思ってる人は多いのでは?
踏み切れない大きな理由のひとつは、失敗のリスクですよね。
この記事では、起業したい人がリスクなしでスタートできる方法を説明します。
起業するならリスクなしで始めたい
世の中で、起業したいと考えている人は、実際に起業する人の10倍いると言われています。
それだけ今の日本では多くの人が起業したいと考えています。
一方、起業したい多くの人たちが、思い切ってスタートできていないのも事実です。
「大金を使って起業するのに失敗して借金だけ残ったらどうしよう」
「収入がなくなって生活できなくなったらどうしよう」
失敗したらどうしようって、つい考えてしまいますね。
起業するにしてもリスクなしでスタートしたいと考えるのは、とても自然なことです。
まず起業アイデアのチェック
いくらリスクなしでビジネスを始めても、それがビジネスとして難しいものであったら意味がありません。
あなたの起業アイデアが現実的なものか、まず最初にチェックしておきます。
具体的には下の2つのポイントを確認します。
- 好きなこと、得意なことであるか
- お客がいるか
好きなこと、得意なことであるか
あなたの考えた企業アイデアは、あなたにとって好きなこと、あるいは得意なことでしょうか?
もちろん好きなこと、得意なことであれば楽しんでビジネスを続けられます。
そして、ビジネスで困難にぶつかったときに頑張って耐えていけるか、あるいはライバルと競争して生き残っていけるか、このあたりに影響する大事な要素でもあります。
お客がいるか
お客がいる、つまり社会にとって必要なビジネスであるかということです。
あなたのビジネスを必要としていてお金を支払ってくれるお客が継続的に存在することは、ビジネスを続けていくうえでの必須の条件です。
起業で「リスクなし」とはどういうこと?
起業するには少なくとも運用コストなどの少しの資金は必要ですし、何よりもビジネスにかける時間が必要となります。
これらも、もしビジネスが失敗すれば無駄になりますのでリスクと言えばリスクです。
起業で「リスクなし」とは次の条件が揃ったときです。
- お金がほとんど必要ない
- 継続的に収入がある
- 必要な時間を十分に確保できる
お金がほとんど必要ない
街にお店を出すケースを考えてみると分かりやすいかと思います。
この場合、お店を開店するまでには、店舗スペースを借りる費用、内装の費用、備品を揃える費用など、起業当初に数百万円以上の資金を必要とすることが多いです。
一部は助成金などの制度で補填できるかも知れませんが、多くの人は大切な貯金を取り崩したり、融資を受けて、つまり借金してスタートさせます。
起業できても、ビジネスを続けていくうえで光熱費や人件費などの運用コストが継続的に必要となります。
これらは大きなリスクになります。
このような資金が不要、または極めて少額で起業できるのであれば、お金のリスクは無いと言えます。
継続的に収入がある
立ち上げようとしているビジネスが社会に必要とされているものであれば、そのビジネスにはお客さんが付きます。
そして将来にわたって社会に必要とされるビジネスであれば、ずっとお客さんが存在しますのでビジネスとしても継続的に収入を期待できます。
この状況であれば継続性の面でのリスクはないと言えます。
ただビジネスとしては有望でも競争が厳しい業界では別のリスクもあります。
多くのライバルたちの中で自分が収益を上げ続けられるのか?
これは実際に始めてみて手応えを感じてみないと自信が持てない部分であり、リスクでもあります。
どうしても自信が持てない場合は、自信が持てるまで副業としてやってみるという方法もあります。
必要な時間を十分に確保できる
起業のための準備や、スタートしてからの日々の作業など、ビジネスにはどうしてもある程度の時間が必要となります。
とても多くの時間を必要とするビジネスの場合は、何かあって時間を確保できないことが起きやすく、業務の遅れや機会損失につながりかねません。
ビジネスに使える時間は人それぞれだと思いますので、自分にとって、ある程度の時間的な余裕をもって行えるビジネスであればリスクは無いと言えます。
リスクのないスタート方法
これまでに説明した「リスクなし」の条件を満たす起業のポイントは下の3つになります。
これは副業でも、本業でも同じです。
- 小さくスタートする
- 自宅で始める
- ネットを活用する
小さくスタートする
どんなビジネスでも最初から大きな売り上げが立つということは、ほとんどありません。
また始めてみたら予想と違って、あまりお金にならなかったということもあるかも知れません。
最初に大きな投資をしたり手を広げてしまうと、思い通りに売り上げが伸びないうちに行き詰ってしまうことにもなりかねません。
軌道に乗るまでは、身軽にビジネスの方向を修正したり、引き返したりできるように、資金的にも、規模的にも小さくスタートすることが大事です。
自宅で始める
副業はもちろん、本業として起業する場合でも、最初は自宅でスタートするのがリスクのない起業方法と言えます。
自宅で始めれば、当然ですが事務所を借りる費用は必要ありません。
また大豪邸でもない限りスペース的にも制限されますので、備品や人員も必然的に少なくて済みます。
光熱費などを含めたランニングコストも節約できます。
また自宅であれば通勤の時間も不要で、家事の隙間時間にこまめにビジネス関連の作業ができるなど、時間を効率的に使えます。
上で説明しました「小さくスタート」の第一歩は自宅で始めることです。
とくに主婦の方には自宅でのビジネスがお勧めです。
ネットを活用する
「小さくスタートする」「自宅で始める」、これらを支えるのがネットの活用です。
ネットを活用することで自分のビジネスを世間に知らせることができます。
同時にネットを通して集客や販売もできます。
中でもポイントとなるのはブログです。
ブログを上手く活用することは副業にも本業にも大きなプラスになります。
状況が整ったら店舗を持つのもアリ
自宅&ネットで小さくスタートして、上手くいけば「利益を上げながらビジネスを継続していける自信ができた」、「ある程度の資金も準備できた」という状況になります。
そのような状況になったら、自分のお店を持つことを考え始めてもよいですね。
執筆業などフリーランスであれば、ずっと自宅でも問題ありませんが、飲食店、美容室などは、やっぱりお店を持ちたくなります。
小売店や士業でも立地のいい場所に店や事務所を構えたいと考える人は多いと思います
店舗や事務所を持つというのはリスクを取ることですが、ビジネスが軌道に乗ってきたら、ご自分の判断で決断してください。
まとめ
どんな業種でも起業するなら、リスクを最小限に小さくスタートすることを肝に銘じます。
初期投資や運用コスト、宣伝費用などを最小限に抑えられる自宅&ネットが、ビジネスを小さくスタートさせるポイントになります。
ぜひリスクなしの副業、起業にチャレンジしてください。