ブログで副業する場合、集客は大きな課題です。
どうやったら少しでも多くの人がブログに来てくれるのか?
少しでも多くの人にお客さんになってもらうには、どうしたらいいのか?
この記事では基本的なコツ7つを説明します。
それだけでも結果は違ってきますので、ぜひ参考にしてください。
ブログ集客は2つのステップ
ブログの集客と言っても2つのステップがあります。
この両方を増やさないとビジネスとして伸びていきません。
- step1 ブログの訪問者を増やす
- step2 訪問者にお客さんになってもらう
この記事ではこの2つのステップでブログの集客を増やすコツを説明します。
なおその前に、ブログは独自ドメインを使ったワードプレス(wordpress)のブログをお薦めします。
副業ということでアメブロなどの無料ブログのサービスを使っている人も多いと思います。
しかし無料ブログのサービスは無料であること以外は、下に挙げたようにデメリットが多いのでお薦めしていません。
- ブログサービスが急に終了することがある
- ブログに制限が多い(広告やリスト取りの禁止など)
- サービス会社の広告が無条件に貼られて訪問者の行動に影響する
では次よりブログ集客のコツの説明に入ります。
ブログの訪問者を増やすコツ3つ
まずはSEO的な話になります。
この記事ではオーガニック検索(広告ではない自然な検索)で集客する前提で説明します。
ブログの訪問者を増やすには、あなたのブログに訪問してほしい人(ターゲット)が検索するであろうキーワード、つまりターゲットの抱える悩みに関連するキーワードで上位表示されることを狙います。
そのためには質の高い記事を増やしながらドメインパワーを上げていくことも意識します。
【コツ1】検索ボリュームの多いキーワードを選ぶ
少しでも多く集客したいのなら、ターゲットが検索するであろうキーワードの中でも、なるべく検索ボリュームの大きいキーワードを選んで記事を書くようにします。
検索ボリュームが大きいキーワードというのは簡単に言えば多くの人が検索する、あるいは多くの回数検索されるキーワードです。
当然、その方が訪問者の絶対数も多くなることが期待できますね。
検索ボリュームは、キーワードの月間の検索回数で表すことが多く、多くのサービスサイトで検索ボリュームの数値を調べることができます。
代表的なサイトは、Googleのキーワードプランナー(無料/有料)や、aramakijake.jp(無料)です。
【コツ2】専門性、権威性、信頼性を意識する
Googleに評価される記事であれば検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
最近、Googleの順位評価ポイントの一つとして影響力が大きくなってきていると言われているのが「E-A-T」です。
E-A-Tは3つの英単語の頭文字を取った言葉で、これを満たす記事は検索に強い記事と言われます。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthness(信頼性)
これは必ずしも医者、弁護士といった人たちが専門的な内容を書かなければ評価しないという意味ではありません。
例えば生活の中で経験したことを一般の人がブログで深堀りして詳しく書いているのも、そのトピックにおいてE-A-Tを満たすとされています。
つまり、深堀りした内容は専門性があり、事実を書くことで信頼され、かみ砕いた表現で分かりやすい記事はアクセスが集まり権威ある記事になります。
少しでもこういったことを意識して記事を書くようにします。
そして日本語として、より多くの人に読みやすい文章にするため文章校正も意識するようにします。
今は無料ツールもあって便利です。
【コツ3】記事のタイトルを工夫
検索上位のサイトで訪問者を取り合う
検索結果の上位に入るというのは検索結果画面の1ページ目、つまり10位以内に入ることと思ってください。
そしてその10サイトの中では、当然ですが1位、2位、3位、、、と順位の順番にクリックされる確率が高く訪問者をそれだけ多く集めることができます。
しかしそこは訪問者の取り合いです。
少しでも多くクリックされて自分のブログに訪問してもらえるよう、検索結果画面に表示される記事タイトルの付け方を工夫しましょう。
記事タイトルの付け方の基本
クリックされやすくなるための記事タイトルの基本は次の通りです。
- 検索キーワードを、なるべく左から順番通りに入れる
- ベネフィットを伝える
- 具体的で数字も入れる
- 少し驚きの要素を加えて好奇心をそそる
上の「左から順番通り」というのは、例えばキーワードが「ブログ 集客」であれば、「集客」「ブログ」ではなく「ブログ」「集客」の順に入れるという意味です。
「数字を入れる」というのは、例えば「短時間で完成」よりも「15分で完成」の方がよいということです。
さらに、検索結果画面に表示される文字数の関係で、タイトルの長さは全角で32文字程度までにまとめた方が良いです。
記事タイトルはかなり重要な要素ですので、安易に決めるのではなく、じっくり考えて決めます。
オマケ
検索結果画面では記事タイトルの下にサイトの説明文(description)も表示され、クリック率に何がしかの影響を与えます。
余裕があれば、こちらにも気を配っておきます。
【番外】サイトの表示スピードを高める
Googleはサイトの表示速度も評価のポイントにする傾向が強くなってきました。
余裕があれば、Googleが推奨するAMP対応も検討しましょう。
訪問者にお客さんになってもらうコツ4つ
こちらはサイトに来てくれた訪問者のなるべく多くの人にお客さんになってもらうためのコツです。
記事の文章の品質については「【コツ2】専門性、権威性、信頼性を意識する」でお伝えしましたので、ここではそれ以外のコツを説明します。
【コツ4】記事の構成
日記のようなダラダラとした文章であれば訪問者はすぐに読むのを諦めて離脱し、検索画面に戻っていってしまいます。
ですから訪問者が記事の内容を把握しやすいように、まず先に記事の構成を考えます。
訪問者に興味を持ってさらに読み進めてもらうための導入文(リード文)から始まって、検索キーワードに対応した回答、補足する内容、関連する内容などと続き、最後のまとめの文章までの構成を決めます。
そして記事の冒頭、導入文の次あたりに目次を表示します。
これにより訪問者にとっては記事の概要や自分の求める答えの有無などが分かりやすくなり、納得して読み進んでもらうことができます。
【コツ5】ターゲットの悩みの解決が最優先
記事を書くにあたって最優先すべきことは、お客さんになってほしいターゲットの悩みを解決することです。
記事の構成を考える際にも、悩みの解決を最もストレートに伝えるように決めます。
そのうえでEATを意識した記事を書くようにします。
なおブログ訪問者の全員がお客さんになってほしい人とは限りません。
ここではブログの訪問者全員ではなく、その中でお客さんになってほしいターゲットを想定しその人の悩みを解決することに主眼を置きます。
【コツ6】集客の仕組みを活用
あなたの記事を読んだターゲットの人が、すぐに商品を購入したりコンサルを依頼したりしてお客さんになってくれるわけではありません。
どちらかというと1回でお客さんになる人は少なく、何度もサイトを訪問するうちにお客さんになる人がほとんどです。
つまり接触する頻度を高めていった方がお客さんになってくれる可能性が高まるのです。
ブログ上に問合せフォームを設置して質問や要望を受け付け、やり取りを続けながらコンタクトを保ちます。
またメルマガの読者登録フォームを設置して、ターゲットの人にメルマガを購読してもらえらば、何度もメールを送ってコンタクトを続けるようにします。
このようにブログで利用できる集客の仕組みは積極的に活用するようにします。
【コツ7】日々の分析
ブログの運用が始まったらアクセス解析ツールを利用してブログの訪問者の動きを分析します。
基本的な分析項目は次の通りです。
- どんな検索キーワードでブログに入ってきているか
- どのページ(記事)からブログに入ってきているか
- 入ってきたページからどのページをたどってコンバージョンページに流れているか
- コンバージョンページではどこまで読まれているか、どの部分で反応しているか
コンバージョンページとは、商品の購入、コンサルの依頼などができるようになっているページで、訪問者の成約を期待するページです。
これらを調べられるツールは世の中にたくさんあります。
Googleでもサーチコンソール、アナリティクスといったツール類が用意されており、誰でも無料で利用することができます。
まとめ
この記事でお伝えした7つのコツは基本的なことばかりですが、これを行うだけでもブログ集客の効果が上がるはずです。
もしまだ実施していないコツがあれば、ぜひ試してみてください。
ただブログ集客は競争が厳しい面もあります。
ここで紹介した7つのコツを実施しながらも、あわせて次に進む勉強を続けてください。