仕事、家庭、人間関係等々、現代社会はストレスの原因でいっぱいです。
この記事では、そんな日々のストレスを手軽に発散できるオススメの方法15選を紹介します。
女性に特に効き目のあるストレス発散方法や、いますぐにできる発散法もあります。
ストレスを発散するには
欲求が満たされるとストレスを発散することができます。
それは男女共通の一般的な方法もありますが、女性特有の発散方法もあります。
ご家族や職場の皆さんと賑やかにストレス発散する時、そして気の合う女友達とのストレス発散の時など、いろいろな場面にお役立てください。
ストレスを発散する方法
職場での飲み会、家族での外食など、男女共通の一般的なストレス発散法として飲食が一番手軽です。
日常と違う場所であることで気分転換できますし、男女問わず人間の一番の欲求である食欲が満たされ、笑って会話が弾んで、ストレス発散方法としてピッタリです。
また、有酸素運動などで深呼吸をして体内に新鮮な空気を取り込むと副交感神経の働きが活発になって、ストレス発散できます。
スポーツクラブや公園などでのマラソン・ウォーキングには男女両方見受けることからも、共通した一般的なストレス発散法であることがわかります。
このように共通している傾向もありますが、男性は外食でも運動でも1人で夢中になることによってさらにストレス発散できる傾向があります。
一方、女性は他人と話をしながら外食や運動を楽しむことによってストレス発散する傾向があります。
女性特有の発散法
以上のように、同じことをしていても男女ではストレスの発散方法の傾向に違いがありますので、ここからは女性特有の発散法を紹介します。
女性のストレスは他人との共有や共感によって解消される傾向が高いです。
美味しいものを食べるのも適度な運動もそれ自体楽しいですが、食べたり運動したりしながら、自分の話に「そう!」「そう!」と共感してもらえた時に気持ちがよりスッキリします。
そんな、女性目線でのストレス発散法を見ていきます。
女性のストレス発散法15選
多くのストレス発散法は1人でもできますが、他の人と一緒に行えば会話も楽しみながら女性はさらにストレス発散効果が上がります。
会話が盛り上がり、お互いの気持ちの共有や共感がさらに高まるストレス発散法15選です。
買い物
リテールセラピーという言葉があります。
これは、感情に押しつぶされてしまった時、買い物をすることで物事や自分をコントロールできているという感覚を取り戻すことができるという考え方です。
感情に流されずに自分をコントロールできているという自信を回復してストレスを発散するために行うので、買い物依存症になるまで買っては意味がありません。
そこで1人ではなく他の人と買い物をすれば、客観的になって依存症になる前にストップをかけられ、その上、会話を楽しんでさらにストレス発散ができます。
またウィンドウショッピングよりも実際に何かを買った方が、幸福感は3倍、コントロール感は40倍高くなるという説があります。
なお、あくまでもストレス発散のための買い物なので、罪悪感を持っては逆効果です。
季節の変わり目や気分一新に役立つ買い物や、衝動買いで終わらない長く使える物を買うと効果的です。
一緒に買い物をしている人と、これを買うことによって気持ちが前向きになれるというような共感を高める内容の会話をして、上手にストレスを発散します。
おしゃべり
日常的に感情が抑圧され続けるとストレスが溜まってしまいます。
そんな時、他の人とおしゃべりをして、抑圧された感情をすべて出し切って思いきり泣いたり笑ったりすると、気分がスッキリします。
また、おしゃべりで顎(あご)を動かすのも泣いたり笑ったりするのも運動効果があります。
小顔効果も期待できるようたくさん表情を動かし、おなかの底から笑って泣いて声を出せば腹筋運動にもなり、新鮮な空気も取り込め、さらにストレス発散できます。
適度な運動
筋トレやマラソンなどは、ストレス発散のために始めたつもりが、回数や距離が気になり、かえってストレスになる場合があります。
そこで公園などの緑の中をウォーキングするのもお勧めです。
木から発散しているフィトンチッドを感じることがストレス解消にとても有効です。
フィトンチッドにはストレス解消の他に、癒し、血圧降下、免疫力アップなどの効果もあり、コルチゾールを下げ副交感神経を優位にしてくれます。
人が昔森に住んでいたというDNAに書き込まれている記憶が呼び覚まされ、労せずして自然に心が落ち着きます。
そんな中でウォーキングのような激し過ぎない適度な運動をしながら他の人とお互いの話をすると、辛い気持ちを共有したり癒されていく感覚を共感し合う効果が高まります。
なおストレスの発散や解消に効果的な運動については下の記事でも説明していますので、参考にしてください。
⇒ 50代から始めるスポーツ 女性におすすめ10選!楽しく美しく健康に
美味しいものを食べる
料理で五感を刺激することで、副交感神経が優位になってリラックスでき、美味しい!という実感が脳に伝わって良好な脳内物質がたくさん出て、ストレス発散できます。
脳は自分や他の人の声を聞くことでさらに脳内物質を出すことができるので、1人よりも他の人と一緒に美味しい!と声に出して共感しながら食べると効果が倍増します。
寝る
泣き疲れていつの間にか寝てしまい、目覚めたらスッキリしていたということがあります。
これは寝ている間に、疲れで体内に溜まった「FF(Fatigue Factor ファティーグ・ファクター 疲労の原因物質)」という物質が減るからです。
また眠ることで呼吸が整い、副交感神経が活発になり、リフレッシュ効果もあります。
昼寝であれば時間帯は13時~15時がお勧めです。
寝る前にスマホなどのブルーライトを控えると睡眠の質が上り、寝ることでのストレス発散効果がさらに高まります。
入浴
汗をかくことは、疲れた時にできる乳酸や、うつ病などの原因となる有害な化学物質を流すデトックス効果があり、美肌効果も期待できます。
入浴中はリラックスできるので、ストレスで乱れた自律神経を整えることもでき、疲れが取れてぐっすり眠ることができ、ストレス発散にピッタリです。
さらに他の人と話をすると長く入浴でき、デトックス効果やリラックス度がさらに高まり、お互いの話を共有、共感することでよりストレスが発散できます。
ただし入浴は意外に体力を使うので、水分補給や湯あたりには注意が必要です。
音楽を聴く
人間は何かに集中できていると、脳が空っぽになり、ストレスを感じなくなります。
コンサートホールや車の中、ヘッドホンなどで大音量で好きな音楽を聴くと、音楽に集中できストレス発散できます。
また、ほとんどの曲には人間が心地よさを感じる自然現象である「1/fゆらぎ」があり、体の緊張が解けリラックスできます。
心地よい風や小川のせせらぎにも「1/f ゆらぎ」があります。あのような心地よさです。
コンサートなどでは会場で自分も大声を出すとさらにストレスが吹き飛びます。
自分の気持ちを代弁してくれているかのような歌詞を聞いたり、他の人と一緒に同じ音楽で盛り上がれると、共有・共感ができ、よりストレス発散を実感できます。
歌う(カラオケ)
カラオケで好きな曲を歌って声を出すと血行が良くなり、疲労物質が排出され、ストレス物質の「コルチゾール」が減少します。
さらに副交感神経が活発化しα波が多く出るのでリラックスでき、ストレスを発散できます。
他の人と一緒に歌えば、より場が盛り上がり、これらの効果も上がり、歌詞にお互いの話を重ねて感情に共感したり、気持ちを共感し合うとストレス発散の効果が倍増します。
アロマ
アロマの香りを楽しもうとすると、自然に静かな環境を整えようとするので、それだけでもリラックスでき、ストレス発散できます。
アロマの種類によっては、交感神経の興奮を抑えて不眠症やうつ病の治療に役立つものや、殺菌力で肌を整える効果が期待できるものもあります。
旅行(宿泊・日帰り)
非日常空間に身を置くことで、日常で交感神経ばかりが働いていた状態をリセットし、副交感神経を活発にすることができ、リラックスして、ストレス発散できます。
非日常ということが大切なので、スマホやテレビなどをなるべく遠ざけ、十分な余裕のある日程にします。
屋久島に代表されるような神秘的な場所を選ぶと、よりストレス発散できます。
日帰りでもよいので、なるべく行ったことのない場所で、ひたすら頭を空っぽにするようにしてみると、十分に非日常感を味わうことができ、ストレス発散が可能です。
サプリメント
栄養素の不足でストレス状態になってしまうことがあります。
また、ストレスを受けることで体内消費量が増えてしまう栄養素もあります。
逆にチョコレートに多く含まれるGABAでイライラを取ることができます。
ビタミンCは免疫力を高める働きがあるので、ストレス発散に役立ちます。
多種多様なサプリメントが手軽に手に入るので、栄養補給でストレスが発散できます。
思いきり笑う・泣く
映画や読書で思いきり笑ったり泣いたりするとスッキリします。
笑い過ぎて涙が出る場合もありますが、涙にはストレスを解消したりコントロールをする働きがあります。
ストーリーを話すことで他の人と感動が共有できます。
またそれらに自分たちのことを投影して話すことで、いろいろな感情を共感しあえ、さらにストレスを発散できます。
オシャレをする
明るいメイクをし、鮮やかな色のコーディネートでオシャレを楽しむと、気持ちが弾みます。
いろいろなコーディネートを考えることに集中すると、嫌なことを忘れ、ストレス発散できます。
マッサージ・エステ
マッサージやエステを受けた身体は血行が良くなり、ホルモン分泌が活発になります。
内臓機能が正常に働くようになり、免疫力が高まります。
また、肩こりなどストレス要因になる身体の不調も、マッサージやエステで身体ほぐすことによって改善できます。
そして施術スタッフは聞き上手の方が多いので、日ごろの自分の話をして共感してもらうことで、さらにストレス発散が実感できます。
またストレスを受けて増えてしまうコルチゾールという物質を減らす効果もあり、副交感神経を活性化し自律神経のバランスを整えることで快眠にもつながります。
マッサージやエステ中に熟睡できてしまうのはこのためです。
ハーブティー
たくさんの種類があるハーブは香りも効き目も様々で、選ぶことに集中するだけでも、嫌なことを忘れ、ストレス発散できます。
ハーブティーは抽出を待つ時から香りを楽しめ、自然にゆったりとリラックスすることができます。
一口ずつゆったり味わって飲めるハーブティーは、ストレス発散にお勧めです。
まとめ
ストレスは日々いろいろな場面で少しずつ溜まってしまいます。
ハーブティーやサプリメントで毎日少しずつでもストレスを発散しておき、時間ができたら色々な方法で手遅れにならないうちにストレスを無くしていきたいものです。
女性は他人との共有・共感がよりストレス発散を促してくれるということを意識して方法を選ぶと、より効果が高まります。
ストレス時代に負けない毎日のために、ぜひお役立てください。
また仕事のストレス解消については下の記事でも説明していますので参考にしてください
⇒ 仕事のストレス解消法14選 会社を休む前に発散してしまいましょう!
なお会社の人間関係とストレスについては採用面接の時点から意識されています。
下の記事で説明していますのでご一読ください。