50代から始めるのにお勧めの在宅ワークをカテゴリ別に紹介します。
50代ともなると生活が落ち着いて再び仕事をしたいと考える人も増えてきます。
今はネット社会となり以前よりもはるかに在宅ワークのハードルが下がり、仕事のバラエティも増えています。
自宅で何の仕事をしようか迷っている方は参考にしてください。
50代から始めるなら在宅ワークをオススメする理由
仕事には在宅ワークでできる仕事もあれば別の店や事務所に通う仕事もあります。
でも可能であれば在宅ワークで始めることをお勧めします。
在宅ワークのメリット・デメリット
在宅ワークのメリット、デメリットを簡単に整理しておきます。
これだけでも在宅のメリットが大きいことが分かります。
在宅ワークのメリット
- 通勤しないので時間に余裕ができる
- 通勤による体力消耗がない
- 仕事する時間(タイミング)を自分で決められる
- 仕事量を自分でコントロールできる
- 家事、子育てなどへの影響が少ない
- 住む場所に左右されない。家族の転勤に影響されない
- 会社のような人間関係のトラブルがない
在宅ワークのデメリット
- 仕事に関するすべてに自己管理が必要になる
- 仕事関係の人とのコミュニケーションが少ない
- 人と会う回数が減り孤独感を感じることもある
- 外出が減り運動不足になりやすい
将来を考えれば仕事は在宅が良い理由
さらに自分自身の将来、歳をとった時のことを見据えれば、50代で始めるならやはり仕事は在宅で始めておいた方がよいことが分かります。
- 歳をとっても働ける
- 引退後は地域が大事
歳をとっても働ける
日本は今後ますます働き手の不足が深刻化していくと言われています。
さらに年金制度も将来はどのようになっていくのか不安があります。
つまり歳をとっても働き続けるよう求められてきているのです。
そうは言っても人間の体力は歳とともに衰えてきます。
通勤がつらくなってくる時期は必ずやってきます。
在宅ワークなら体力を気にすることなく仕事を継続できますね。
引退後は地域が大事
会社員やパートなど勤め人の場合は、歳を取れば遅かれ早かれ引退することになります。
そのあとは自宅と自宅がある地域が生活の中心となります。
現代の社会問題となっていることの一つが、退職した人が、それまで地域との繋がりがまったく無かったために引退後に孤独に陥ることです。
ですから50代から仕事を始めるのならベストは在宅ワーク、少なくとも地域に根ざした仕事を選んでおくのが賢明です。
この記事でオススメしていない在宅ワーク
ひと言で在宅ワークと言っても様々な仕事があります。
中にはあまりお薦めしたくない仕事もあります。
この記事では以下のような仕事はオススメとして掲載していません。
- 将来にわたって長く続けられない仕事
- 報酬が安定しない・計算できない仕事
- 危ない目に遭うかもしれない仕事
将来にわたって長く続けられない仕事
スマホなどで簡単に始めやすいハードルが低い副業は数多くあります。
しかし労力のわりに報酬が少なく一時の小遣い稼ぎレベルで、その割に生活スタイルが変わると続けることが負担になってしまうことが予想されるものは省きました。
例:ポイントサイト、楽天ROOM
報酬が安定しない・計算できない仕事
ネット上には多くの懸賞サイトがあります。
中には単純に応募するだけのネット懸賞もあれば、自分のスキルで作品を作って応募するもの(例:登竜門)、クロスワードパズルなど作って応募するものもあります。
しかしこれらは報酬が安定せず計算できないので省きました。
危ない目に遭うかもしれない仕事
どんな仕事でも個人情報が漏れてしまうことがあるかも知れません。
その場合に、危ない目に遭うかもしれないものは省きました。
例:メールレディ、チャットレディ
特別なスキルが無くてもできる在宅ワーク 8選
まずは特別なスキルを持ってなくても始められる在宅ワークを紹介します。
- 不用品の販売
- 記事の作成
- データ入力
- テープ起こし
- 試験答案の添削
- コールセンター業務
- 治験
- 空きスペースを活用
不用品の販売
テレビCMでもおなじみのフリマアプリを使った販売です。
従来のネットオークションに比べて、操作や手続きが簡単で、スマホがあれば誰でもできる副業です。
有名なのはメルカリ、ラクマ、minne(ミンネ)、ブクマ!、ヤフオク!(フリマアプリのサービスもあり)、オタマートです。
記事の作成(Webライター)
クラウドソーシングのサイトでは記事を書く仕事が多く掲載されています。
募集されている記事のテーマ、要求文字数、レベルは多岐にわたります。
中には特定の経験やスキルが必要な案件もありますが、多くは普通の人並みの経験があれば、あるいはせいぜいネットその他で少し調べれば書けるものが多いです。
求められる文字数も数百文字から数千字と幅がありますので、まずは手ごろなものから始めてみるとよいでしょう。
代表的なクラウドソーシングのサイトはクラウドワークス(crowdworks)、ランサーズ(Lancers)です。
クラウドソーシングサービスを使ってWebライターを始める方法については、下の記事で説明しています。
⇒ Webライターの収入はどれくらい?初心者からステップアップする手順を公開!
なお仕事としてライターをするなら、日本語としてより多くの人に読みやすい文章にするため今後は文章校正も意識するようにします。
今は無料ツールもあって便利です。
⇒ 文章校正ツールはマスト! 7つの無料・有料ツールを調べてみました
データ入力
指定された要領に従ってパソコンで文字を入力していく、あるいはコピペしていく仕事です。
単純な作業で報酬もそれほど高くありませんので、速く効率的に入力できるようになれば在宅ワークとして成り立ちます。
なおこういった仕事は、登録料を請求してくるような悪徳業者と関わらないためにも上にも書きましたクラウドソーシングのサイトで仕事を探すのがよいです。
テープ起こし
録音された音声をテキスト文字にしてパソコンに入力する仕事です。
録音の状態によっては聞き取りづらくて何度も聞き直さなければならない場合もあり、予想以上に時間がかかってしまうこともあります。
また知らない専門用語が入っていると、テキストにしようにも、どんな漢字をあてればよいか分からず別に調べる必要もでてきます。
なおこの仕事も悪徳業者に遭わないようクラウドソーシングのサイトで仕事を探すのがよいです。
試験答案の添削
いわゆる赤ペン先生の仕事です。
短大卒、4大卒であれば、小学生~高校生ぐらいを対象とした添削ができます。
ベネッセ(Benesse)、Z会(Z-KAI)などで募集しています。
コールセンター業務
通販会社ではネット通販の伸びに比例して、お客様の問い合わせに対応するコールセンター業務の需要が伸びています。
また大手メーカーも商品に対する問い合わせ対応の業務があります。
コールセンター業務というと、コールセンターに大勢のオペレーターが詰めて対応するイメージがあります。
しかしパソコンがあって音声でやりとりできる環境があれば自宅でも仕事ができます。
どちらかというと企業は人材確保の点からも在宅オペレーターの導入を進めると思われます。
アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)などで募集しています。
またクラウドソーシングのサイトでも募集が掲載されています。
治験
開発した新薬を発売前に服用する仕事です。
数日間の入院が必要な仕事もありますが、在宅でできる仕事もあります。
在宅の場合は指定された日に指定された会場に出向いて結果を確認してもらう必要があります
仕事の募集は、生活向上WEBなどのサイトに多く掲載されています。
空きスペースを活用
駐車場を貸す仕事ですが、とくに広い土地は必要ありません。
自宅で車1台を停められるスペースがあれば、駐車場シェアのサイトに登録して借り手があれば利用料を得ることができます。
駐車場ではなく自宅の一室をシェアできるサービスもあるようです。
代表的なシェアサイトは、軒先パーキングです。
スキルが必要な在宅ワーク 7選
多少のスキル、あるいは専門的なスキルを必要とする在宅ワークです。
- 撮影した写真を販売
- クラウドソーシング
- 自分の知識・スキルを販売
- ハンドメイド作品を販売
- Webサイト制作
- 在宅秘書
- カウンセラー
撮影した写真を販売
自分で撮影した写真を販売できるサイトやアプリはたくさんあります。
売れるような写真を撮るにはコツがあるようですが、売れればそれなりの収入になります。
代表的な写真販売サイトはSelpy(セルピー)、PIXTA(ピクスタ)です。
また毎日の食事の写真を送るだけで報酬がもらえるアプリ(例:リア食)もありますが、こちらはポイント制で収益としては多くはないです。
クラウドソーシング
記事の中でここまでにもクラウドソーシングでできる仕事をいくつか紹介してきましたが、クラウドソーシングのサイトにはもっと多くの仕事があります。
アプリ制作、ロゴ作成、イラスト作成、ウェブデザイン、データ収集、SEO対策、Webシステムの設計・開発など非常に多くの仕事が掲載されています
記事の作成についても初心者向けのものから専門的なものまで幅広いです。
代表的なのはクラウドワークス(crowdworks)、ランサーズ(Lancers)です。
なお作成した記事を販売できるサイトもあります。(例:note)
自分の知識・スキルを販売
自分の知識やスキルを時間単位や1件毎に販売することができます。
チャットでレクチャーするものやコンサルティング、写真撮影、占い、恋愛相談、プログラミングなど内容は多岐にわたります。
代表的なサイトはココナラ(coconala)、タイムチケット(TIME TICKET)です。
ハンドメイド作品を販売
趣味で作ったアクセサリーやファッション、インテリア、ステイショナリーなどの小物、雑貨類を販売します。
自分のネットショップを持つイメージです。
難しそうな気がするかも知れませんが、今は簡単に、しかも無料でネットショップを作ることができるサービスもあります。
代表的なのはBASE(ベイス)です。
Webサイト制作
htmlやワードプレス(wordpress)を扱えるのであればWebサイトの制作を請け負うことができます。
個別の会社から仕事を請けることもできますが、慣れないうちはクラウドソーシングに掲載されている仕事に応募するところから始めると入りやすいです。
在宅秘書
意外に感じるかも知れませんが、文字通り在宅で秘書業務を行う仕事です。
実際には比較的小規模な会社や個人企業の社長の雑務を行うイメージになります。
在宅秘書サービスを行っている会社に応募して仕事を紹介してもらうのが一般的ですが、クラウドソーシングでも募集がある場合があります。
代表的な在宅秘書サービス会社はウーマン・キャリア・デザイン(NPO法人)です。
カウンセラー
カウンセラーといっても心理カウンセラーや医療系のカウンセラーなど種類も多く、ほとんどは在宅でもできます。
ただし経験ゼロから始められるものもあれば資格が必要なものもあります。
カウンセリングを行っている会社に応募するのが一般的ですが、クラウドソーシングでも募集がある場合があります。
カウンセリングを行っているサイトは、cotree(コトリー)、セラピラシス(therapilasis)、ココロワークス、roomココカルなど多数あります。
やり方次第で報酬が増える在宅ワーク 3選
特別な資格は必要としませんが、ある程度の期間の努力や、規模を大きくすることで報酬が伸びていく可能性のある仕事です。
- 転売
- アフィリエイト、アドセンス
- ドロップシッピング
転売
安く買った商品を高く売ることで利益を得ます。
本、DVDなどの売買する“せどり”や、ヤフオクに代表されるネットオークションがあります。
参入者が多く、しかも商品の値ごろ感もある程度決まってますので、競争が厳しい面もあります。
アフィリエイト、アドセンス
自分のブログやWebサイトに広告を貼って、商品が売れれば紹介報酬が得られます。
ある程度の収入になるまでは、しばらく作業を続ける必要がありますが、順調にいけばかなりの報酬が期待できます。
場所や時間を拘束されず自由に作業できますので、かなり在宅ワークに適しています。
今の流行りは、まずはTwitter(X)で短期間で収入を上げて自動化し、並行して資産ブログを育てて収益を増大、安定させる方法です。
下の記事で説明していますので参考にしてください。
⇒ Twitter(X)アフィリエイトの自動化とブログ広告の最適化で収益を伸ばす方法
ドロップシッピング
ドロップシッピングはネットショップとほとんど同じですが、大きな違いは在庫を持たないこと、したがって商品の発送などの作業を行う必要がありません。
自分のサイトで商品の注文を取って、その後の商品発送、集金の業務は本来の売り主の会社が行います。
雑用的なことは行う必要がなく通販ショップで売ることだけに専念できるのが魅力です。
リスクのある在宅ワーク 3選
投資系は昔から盛んです。。
ちゃんと勉強して取り組めば収益もあがるかもしれません。
しかしリスクもあります。
とくにFXは失敗すると大きな借金を背負うことにもなりかねませんので十分な注意が必要です。
- 株式投資(投信、ETFなども含む)
- 不動産投資(Jリートも含む)
- FX(外国為替証拠金取引)
50代から始める在宅ワーク まとめ
ここまで見てきましたように在宅ワークと言っても、誰でもすぐに始めやすいもの、スキルが必要なものなど多岐にわたります。
自分に合ってそうなものから進めてみてください。
なおスマホのアプリで安全にできる副業については別記事でまとめています。
こちらも参考にしてください。
また当サイトでは、ちゃんと取り組めば報酬も大きくなり将来的には資産にもなるネット系の副業を最もお勧めしています。